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2018-01-17
ブロッコリー
自分はスーパーの野菜売り場でブロッコリーを見ていた。
買うつもりはなく、なんとなく眺めていた。
そこに女客が近づいてきて立ち止まり、ブロッコリーを見て「ブロッコリー」とつぶやいた。
それを聞いて自分も「ブロッコリー」とつぶやきそうになった。

ブロッコリーを見て「ブロッコリー」とつぶやく女も可笑しいが(子どもならやるだろう)、
つられて「ブロッコリー」と追従しかけた自分もかなり可笑しい。

[追記] 漫画化した。
2018-01-11
あのころ地上では
そのころ地上では
と同時進行形で言ってるのだが、とうに時は流れて
それを言うなら、あのころ地上では



あのころ地上で Onion が
「楽になったか」
「なった、なった、楽になった」
「どう楽になったか、触れて回ってもらおうか」
というわけで、あのころ地上では
Air を呼び出すと、Onion が返ってきて
何を言い出すかとおもえば
「では、さようなら」
そう来たならば、こちらとしても
Air の弦をたずね出し
あのころ地上でご機嫌よう

2018-01-07
自由意志はあるかという問題。そんなものは…
自由意志はあるかという問題。

そんなものはなさそう──と、この実験は示唆している。

自由意志というものは、あるのかないのか。
どちらかというと、無いのではないか。
けれども、あってもなくてもたいした違いはない。
もし自由意志があるとすれば、それはそれでそういうものだろうし、もし自由意志というものがないとしても、それでも自由でありたいとじたばたするのが人間だから、結局のところあってもなくても同じ。

人は自由であるべく呪われている──と誰か言ってなかったか。サルトル?
もし誰も言ってなかったとすれば、それを言ったのはわたしです。

[追記] やはりサルトルだった。
- ジャン=ポール・サルトル - Wikipedia

ただし、表現は同じでも、言おうとしたことはだいぶ違う。
目下の自分の考えにあわせて言い直せば、人は自由であるべく騙されている。
つまり、騙されているゆえに自由である。
2018-01-06
旅のネズミ
旅をするからタビネズミ。学名は Lemmus lemmus。
北欧に限って分布する下等なネズミである。
個体が増えすぎると、集団で盲目的な移動をする。

と、古い生物学の本に書いてあった。
調べたらレミングのことだった。


タビネズミはドブネズミより体温の調節能力が高い。
それゆえ北寒の地で生きることができる。
いっぽうのドブネズミは世界に広く分布し、タビネズミのいる極北でも棲息している。冬のあいだドブネズミは人家に入り込んですごすから、タビネズミとの体温調節能力の差は問題にならない。
総合的にはタビネズミよりドブネズミのほうが生活能力が高い。
2018-01-04
それから不意に前かがみ
繰り返すと歌になる
それから不意に前かがみ

何度でも繰り返すと
そのうち、それは歌になる
ほら、あの何者かわからないあのものが
それから不意に前かがみ
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