Oi!
2016-08-14
時間速すぎ
このごろ爪の伸びるのが速い。
朝、目がさめると爪が伸びている。ふつう誰でもそうなのか。それとも自分だけ気がついてなかったのか。
人は死んでも爪はしばらく伸び続けるという。死んでるのか、俺?
そういうことかもしれないな。ほかに成長してるものがないから、爪の成長だけ目に入ってくるとか。

時間が速すぎるということでもある。
心理面での体験とか成長とかないのに、生理的な面だけ(爪の伸びとか老化とか)変化している。そのギャップから来る時間の速すぎ感。

爪の伸びる話。
- イミグレーション
このごろどころか、4年も前の話ではないか。ずっと以前から時間が速くなっているのだ。

そういえば、自分がサッカーの日本代表になっていたらしい夢を見たのも4年前だった。
- 1人抜けると10人になる競技の夢
オリンピック代表って、どういう自信だよw
それはいいとして、この夢ももずいぶん昔のことのような気がする。時間、速すぎ。
2016-08-07
七夕かと思った
今日は七日。七夕かと思ったら八月だった。

夢の中でサボテンのことを「悪石花」と書いていた。

浮木につかまって海を漂流している。
シャチに食われる。
誰も見てないから、一般化していえば孤独死。
つまらない人生だったが、最期もひどいなと思う。笑うしかないくらいひどい。
でも笑えない。
他人の目を前提としない自嘲は可能か。
自嘲というのは一種の甘えで、他人の目を意識してないと出てこないのではないか。他人に笑われる前に自分で先に笑ってやりすごすとか。甘えというより用心か。傷を浅くするための処世術。
だとしたら、シャチに食われても笑えない。誰も見てくれてないのだから、笑っても無駄。
でも、そこで笑えたらその人は(または俺は)仏ではあるまいか。最上級の悟りを得た仏、むしろ神か。
三身仏性具せる身と、とか言ってみる。

楽観でなければいいんだが、人は死ぬ瞬間、仏になるのではないか。
その先に仏としての生があるのではなく、死の瞬間だけの仏性。
「もういいや」とか「人生これまで」とか「まいりました」とかの諦めと解放。

ひと月おくれだけど、旧作2本。

  誰かが殺された日
  でも、誰が殺されたのか
  南の国の王子だったか
  あるいは王だったか
  縊り殺されたのだったか
  刺し殺されたのだったか
  沸き上がる読経
  七夕の四百八十寺
       - 七夕

  きょうは七夕
  誰かに逢いにゆくあてもなく
  逢いに来られる恐れもない
  笹の葉さらさら
       - 笹の葉さらさら
2016-08-02
ジュラシックホール ver.2
トイレの床一面に草が生えていた。
生えているどころではない。伸びた先は井山の背丈を超えている。形はゼンマイに似ているが、ゼンマイやワラビならこれほど高くは伸びないだろう。
草むらをかき分けるみたいにして小便だけすますと、井山は近所に住むアパートの大家に電話をした。
大家の爺さんは10分ほどでやってきた。勢いよく二階の井山の部屋に上がってきて、トイレの中を見るなり、
「あんた、まさかこれ大麻じゃあるまいね」
と言った。
トイレの中で長く伸びた草が大麻でないことは、井山にはわかる。大麻なら実家のある栃木あたりでは森や藪で自生していて、いくらでも見てきた。じつをいえば、乾燥させて吸引でできるようにしたのを、商学部の友人のマンションで試したこともある。
「とにかく警察に来てもらうよ」
大麻ではないという井山の言葉を無視して、大家は警察に電話をかけてしまう。
「異常事態なんだから」
とも爺さんは言った。
たしかに異常ではある。犯罪ではないにしても、ひと晩でトイレの中が草ぼうぼうになってしまうという、ありえないことが起きたのだ。家主なら警察に知らせるのは普通の対応かもしれない。
しかし参ったな、と井山は思う。尿検査をされて、陽性反応だったらどうしよう。友人のところで大麻をやってから一年以上たっている。まさか今になってまだ陽性なんてことはないだろう。それに、目の前に生えている草は大麻ではない。だったら、尿検査をされることにはなるまい。そうは思ったが、なんとなく不安はぬぐえない。
「栃木とか群馬とかは大麻がそこらに生えてるらしいね」
と警察を待つあいだに大家が言った。そんな知識はあるのに、大麻がどんな形をしているかは知らないようだが、とにかく、かまをかけてきたのだ。井山がどこかで大麻を採ってきて栽培してるのではないか、と。
「まあ、生えてますけど」と井山は応じた。「でも、これ大麻じゃないですよ」
「そうでしょう、そうでしょう。あんたが言うなら大麻じゃないんだろう。だけどね、心配なんだよ。大家といえば親も同然、店子といえば子も同然てね、子供の部屋で妙なことが起きてるんだから、心配事はさっさとつぶしておくほうがいい」

パトカーが来るのが二階の窓から見えた。アパートの前に車を止めると、すぐに警官が二人、井山の部屋に上がってきた。
「ああ、これね」と警官の一人が言った。驚いた様子ではない。
「ジュラシックなんとかだな」ともう一人が言った。
二人の警官が断片的に話したことと後でわかったことを突き合わせると、この時点で次のようなことが起きていたらしい。
時空飛行船というものが過去から未来にむけて飛行をつづけている。
飛行船は人工知能(AI)と操縦者の脳波で動いているが、ジュラ紀の時空を飛行中に人間の操縦者が恐竜に食われてしまい、いまは代わって操縦席にすわった爬虫類の脳波で動いている。
その時空飛行船が、過去と未来のあいだにある現在を通過中だという。
そのため現在のあちこちに時空の穴があいてしまった。井山の部屋のトイレで起きたことも、そうした穴の産物だという。

「ジュラシックホールとか言うらしい。あちこちで起きてるよ。あんまり心配しなくていいという話だが」と警官の一人が言った。
「何を言ってんですか、勝手に穴なんかあけられて」と大家が言葉を尖らせた。「あたしはアパートのあがりでほそぼそ食ってるんですよ。誰が責任を取ってくれるんですか」
「責任かあ」と警官。「責任あるのかなあ、誰が取るんだろう」
「どうして、そう呑気にしてられるの? 人が三人やられたんでしょ。殺人事件ですよ」
「殺人と言ったって、やったのは恐竜だよ」
「時空飛行船とかいうのを操縦できる恐竜なんでしょ。そのくらい知能が高いんなら責任能力だってあるでしょうに。あのね、あたしなんか車もろくに運転できない。責任能力なんて言われたくないですね、もともと運転、下手なんだから。このあいだもね、うちの門柱で脇をこすって、けっこう大きな傷だったし、修理代かかりましたよ。このうえアパートの修繕なんてことになったら、破産ですよ、破産。年金なんかじゃ食ってけないし。いや、その恐竜連中のことだった、そいつら責任能力あるんだろ」
大屋の愚痴とも責任回避ともとれる言い分を無視して、警官は時効の問題を持ちだした。この件はすでに時効ではないか、と。
「あん? あんた、警察の人でしょ、違うの、偽警官なの? 殺人事件に時効がなくなったの知らないの?」
「そういうけど、大屋さんね、1億年とか2億年とかの昔の事件だよ。そんな過去にさかのぼって現在の法律を適用できるのかなあ」
「ええっ、何なの、その1億年とか2億年とかって」
「ジュラ紀ってのが、そのくらい昔なんだってさ、よく知らないけど」
「あんた」と大屋の爺さんは井山に顔を向けた。「あんた、この人たちの言っていること、わかる? 1億年とか2億年とかジュラ紀とか」
「ジュラ紀というのは学校で聞いたかな。そんな昔のことだったとは知らなかったけど。いや、驚きました」
「なに驚いてんの」
「だから、ずいぶん昔のことなんだなって」
「ほかに驚くことないの?」
「驚きましたよ、この草だもんね。だから大屋さんに知らせたんじゃないですか」
「こんなもの、いちいち知らされても困るんだよ。トイレに草が生えてるとか、その程度のことは店子が自分で始末してくれないと」
「じゃあ、何に驚きゃいいんですか」
「だから、さっきから言ってるじゃないか。驚くことなんか何もないって」
さっきからって、大屋の爺さん、そんなこと言ってたか? やはりボケてるのだろうか。それともトボケてるのか。
「驚くようなことはないの?」
「ありません」大屋は言いながら、二人の警察官に顔をもどした。「警察か区役所か、どっちかが責任をはっきりしてくれれば、驚くことなんかありません。え、どうなんですか、誰が責任取ってくれるの?」
「まあ、まあ、大屋さん」と警官が応じた。「このジュラシックホールというやつね、一日か二日で消えるらしいんです」
「消えるの、ひとりでに?」
「そうなんです。どこのホールも何もしないのに消えてしまう。そういうわけだから、二、三日して、まだ消えなかったら知らせてください。まあ、消えてるはずですがね」

パトカーがアパートの前を離れるのを待って大屋は言った。
「やれやれ、大麻ではなかったらしい」
「そりゃそうですよ」と井山。「もともと大麻じゃなかったんだから」
「もちろんあたしだって、大麻だなんて思ってませんよ」
「思ってなかったの?」
「思ってません。だけど親だからね、いちおう心配はするわけよ。いろいろ物騒なことが多いから、あんたも気をつけておくれ。そうそう、そんなことより学校だ。あんた、学校行ってるの?」
2016-07-16
メモ

- New York Public Library underground levels. A sectional view of the @nypl , 1911.

ニューヨークの地下にある九層の大型図書館で国際会議が開催される。

カンファレンスには1500人近い業界人、著者や図書館員、事業者やデジタル知識人などーが一堂に会す。参加者は、電子書籍の出版全般に関わるノウハウや技術を習得することができる。今年のカンファレンスは3月に開催され、米国の個人作家向け電子書籍市場調査サイト「Author Earnings」のデータ分析担当者として有名な“Data Guy”氏が初めて公の場に登場した。
- 来年1月17日〜19日にニューヨークで開催、Digital Book World 2017カンファレンス – hon.jp DayWatch

柱の陰、机の下、トイレ、あちこちの物陰にインディアンがひそんでいる。
でも、ほとんどの参加者は気づかない。

議長が刺される。インディアンのテロ?

- What da Heart

英外相に就任したボリス・ジョンソン前ロンドン市長は、外国との関係において数々の物議をかもしてきた人物だ。東京で10歳の子どもを突き飛ばしたかと思えば、今年5月にはトルコのエルドアン大統領がヤギとセックスしたという詩を作って賞を取った。
- CNN.co.jp : 英外相起用のジョンソン氏、過去に国際上の問題発言連発 - (1/2)

自分はこの会議に関東地方(日本)の代表として、年長の女性司書とともに参加した。彼女にはインディアンが見えていた。茨城出身の彼女は、山の佐伯とか野の佐伯とか、先住民の存在に敏感だったのかも。
2016-07-15
メモ
・投票を呼びかける報酬として運動員に1日あたり1万数千円を支払うことなどを約束したとして公職選挙法違反の買収の疑い。
・路上で現金を渡して現行犯逮捕。日本橋の蕎麦屋の前。
・票のとりまとめなどの選挙運動をすることの報酬としてビール券が配布された疑い。


- 風俗店でくも膜下出血を発症した男を描く「くも漫。」映画化!主演は脳みそ夫 - コミックナタリー

猫の大量消滅、川にかかる謎の郵便ポスト、虹を吹き出すクジラ
- In Deep

残念ながらチューリッヒは三日続きの雨だ。昨日今日は長袖でも肌寒い。でも、天候とプロジェクト進行は必ずしも同期しない。
昨日は、市内にあるアーティストの秘密基地のような録音・リハ・スタジオでインプロ・セッションがあった。一昨日とはうって変わって、古ぼけたビルの屋根裏部屋だ。(…)Soundcraft 社製のミキサーやOtari 社製のテープレコーダーなど随分とアナログ感がある機材がたくさんある。
- チューリッヒ最終日 : タダならぬ音楽三昧
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