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トマトは種を抜いてから食え
なんて今ごろ教えられても
すでにトマトは、腹の中で芽を出して
根も張って、とっくに手遅れ
- トマト男
2017-10-18
砂男・楽譜ver.2
前に書いた楽譜だけど、歌いにくいので書き直す。
場面設定は前と同じで、夜の路上で二人の男が出会う。一方の男が一方的に話しかけ、歌う。

台詞 砂男さん、こんばんわ

  シルクハットに燕尾服
   手品師みたいな格好をして
   あなたは今夜も
   人間の目玉を集めているのですね

台詞 楽しいですか
   人間の目玉を集めるのはおもしろいですか
   やりがいはありますか

  やりがいはありますか

台詞 ああ、そうでした
   あなたは半月の巣に
   子どもたちを待たせてるんですね
   子どもたちは、かわいいですか
   お父さんのことは好きですか
   もちろん好きにきまってますよね
   どこの子どもたちだって
   お父さんのことはすきですから

  その子どもたちの餌に

台詞 その子どもたちの餌に
   人間の目玉を持ってかえってあげないと
   いけないんですね
   そんなことを言いながら
   相手の油断を見すまして

  ポケットに隠し持った目つぶしを

台詞 はい、わたしにも半月の巣で
   腹をすかせて待つ子どもたちが
   いるものですから、はい
   ポケットに隠し持った目つぶしの砂を
   思い切り投げつけたのですが
   敵もさるもの

  さるもの
   コートの袖でなぎ払われて
   どうやらことは長引きそう

台詞 知ってましたか?
   夜の路上で
   目つぶしの砂を投げ合っている男たちがいたら

  それはわれわれ砂男族です
   それはわれわれ砂男族です
2017-10-13
日本語で読むマーク・トウェイン
マーク・トウェインはあらかた読んだ。
で、いまごろになって気づいたことだが、日本ではマーク・トウェインはどう受容されたのか。
それを知るには邦訳も読んでみないといけないな。──

というのはまったくの嘘。
英語どころか翻訳されたものでさえ読めなかったことは、以前の記事で書いた。
- 突然マーク・トウェインが読めてしまった

少し補足しておくと、ぼくは高校生だった。
高校生のぼくが、はじめて原文で読んでみようとした小説がマーク・トウェインの The Celebrated Jumping Frog of Calaveras County (キャラヴェラス郡の名高き跳び蛙) 。
手に入れた版は、原文ではあるが原書ではない。日本の出版社から出た脚注・語釈付きの学習参考書だったのだが、これがまるで読めなかった。
もともと、他の科目にくらべて英語や日本語(国語)が苦手だった。そのぼくが難易度の高い選択をしてしまった。
どうしてそんな背伸びをしたの? 見栄をはったの?
いいえ、見栄なんかはってません。見栄とか背伸びとかではなくて、英語がわからないから難しすぎる作品を選んでしまったまでで、もうすこし英語がわかってれば、もっとやさしい本を選んだろうし、そもそも小説なんか選ばなかっただろう。

その後ずいぶんたってからだが、邦訳があることを知って、新潮文庫か岩波文庫で手に入れた。たぶん新潮文庫。
で、驚いたのだが、日本語で読んでも The Celebrated Jumping Frog of Calaveras County は理解できなかった。
ぼくにとっては難解な、それゆえに意味不明の奇妙な小説。
翻訳が悪かったとかではないと思う。
ただただぼくの語学(日本語)力の低さゆえに読めなかったのだ。
その後もこの小説のことは気になっていたらしく、いまは岩波文庫版の短編集を持っている。
調べたら、現在は柴田元幸の新訳も新潮文庫で出ている。
とうとう時期が来たのです。
なんだよ、時期って。
いきなり何を思いついたのだ。
ほかでもない、マーク・トウェインを読む時期が来たのです。
世の中に出てゆく準備をはじめるべき高校時代に読みそこなった本を、もうすぐこの世から消えてゆくという時期になって片付けにかかるのは、タイムリーというものではないか。

高校時代のぼくは知らなかったことだが、The Celebrated... には日本語訳がある。しかもそのうちの一冊は現に所持している。
じつは「突然マーク・トウェインが読めてしまった」と書いたが、短編集『バック・ファンショーの葬式』の中のいくつかを拾い読みしただけで終わって、通しては読んでない。
この短編集くらいは、宿題だと思って片付けろ。

ああ、それともっと大事なこと。

僕はこのごろ暴力に目覚めかけているらしい。
そのこととマーク・トウェインが読めるようになったことは関係していると思う。

とリンク先で書いている。
2017-10-02
からかわれているのが私だという


昔にもどって、HTML 手打ちのサイトにしてみようかと、先週末はひさしぶりに HTML と CSS の勉強。
コンテンツがないとやりにくいので、「ヘイ、ヘイ、もぐら叩き男性」のテキストや画像を利用。
HTML、CSS の勉強は10年ぶりくらい? いや、もっとだな。



ハンマーだけが追いかけます
それが再び来る、私たちは避けます
それでもハンマー、危険なハンマーは
再び私たちを攻撃します

私たちは、ステップ踏んで、
もぐらの穴にトンネル掘って
逃走します、あなたがどのように
私たちを追いかけてきても

それでも、しつこく
あなたはハンマーを振り上げて
追いかけてきます
あなたは愚かで、そしてこの馬鹿

歌詞を眺めていて気づいたが、もぐら叩き男とは自分のことか。



わたしはもぐらの立場で、もぐら叩き男をからかっている。
そういうつもりの歌詞だったのですが、ところが、からかわれているのが私だという。
誰がそんなことを言ってるのですか。
もぐらたちです。
彼らによれば、わたしこそがもぐら叩き男なのだと。



わたしは愚かで、そして馬鹿。目についたもぐらを、ただ叩いてまわってるやつ。
戦略も戦術もなく、それ以前に意義がない。叩く快感に駆動されてハンマーを振り回すだけの条件反射男。



責めてるつもりが責められて、
あなたもわたしも、また、また、たまにはここに来て
一緒に逃走しませんか?
と誘われてるのが、わたしです。

2017-10-02
わらのひ
わら わら わら わら
わ わ わ わ
わら わら わら
わらのひ わらのひ わらのひ わらのひ
わら のひ わら のひ わら のひ
わらのひ と
2017-09-23
給料払おうか
今年もそのうち年末になる。
するとあちこちの会社でボーナスが出る。ボーナスを出す。
ボーナスが出せなくても、給料は払う。

旧作だけど、エントリーを消してしまったようなので再掲。
「給料払おうか」
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