Magazine Oi!
2011-04-23
五行詩十番
住みよいか住みよいか
顔がそういう顔なんだから
これがもう、 もがいても
女性的になったんだから
カネもらって詩に書いてたわよ

     *

どうことになろうが
そこの捜査官、 何か言ったで、 ほら
おれの文語ではないのに
殺人現場と成り果てて
ひとそれは飯食ってよ

     *

おもしろいことのひとかけらもないか
ここんところ
どんどんぐりと山猫ですが
いえば
いえ、おい

     *

なんてぼんやり聞き入ってだよね
親会社から
首をひねってるからなあ
見切りって終わったり
これを限りに真人間に返っていいと決まった

     *

では参りましたやつだが
ここまでこもらないとは
とにかく北国からはじめなんだよ
おれはかまわない
誰も気づきはしたくない

     *

何もしない別口の愚痴であり
いや、理知は必要なんだけだし
起きてさ
出せるわけがないまま
本物のかけらみたいな人だったんだろうが

     *

踏ん張ったとき
あれなら今夜のちょいだから
えーと、それはもうぐっしょり
しこたまま
皆さんが出てきたばかりに

     *

四、五年前だということは
幾山川越え去り行かばだね
彼らの周りにころがった
焼酎壜からカネもらったら
挿し絵がいっぱい入ってみましょう

     *

どうぞ覗いてくださいな
例のいつもの考えないか
どっちかったいの何のしゃれか
死人の箱には十五人
わかんなだらだらしたものを

     *

いえ、投げやりだけど
どうも困った
とか言ってりこねて
おれ、間違っていうより考えてもみないか
跡になんでそんなことどうの