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2011-04-29
人はなぜか起源をたずねる

- Did the Universe Begin as a Simple 1-D Line? | What Would Life Be Like In One Dimension? | Vanishing Dimensions Theory | High Energy Physics & Cosmology | Life's Little Mysteries

宇宙は昔一次元だったとか二次元だったとかいう話が出ている。
一本の紐みたいなものだった、と。
なるほど、とか言ってみる。
社会のことや自分のことを考えるより、平静でいられる。

その後考えたので、追記。
紐にたとえたのはどうか。一次元だというから、直線を思ったのだが。
宇宙にははじめエネルギーしかなかった。
単位はエネルギーの量のみ。だから一次元。
そんなふうに考えたほうがいいかも。

さらに考えた。
物理学者も思想家と同じまちがいをしている。
宇宙ははじめからあった。
しかし、なぜか起源を求めたくなってしまう。
家族、私有財産、国家の起源とか、起源を求める思想は
たいがいが、というより全て、トンデモなのだが、
なぜか人は起源を求めたがる。

この世界を理解したい気持がある。
そこで世界を分解する。
分解されたものは、プリミティブな順に時間軸に並んでいるように見える。
そのプリミティブなものしかない辺りが起源である。
そして「ユリーカ!」と叫ぶ。