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2012-04-24
スプートニク計画 [7] アナログかデジタルか
画像処理ソフトの GIMP を練習中。
気持はアナログ的な方向に傾いているのだが、その場合でも画像エディターは使えないといけない。
ためしに昔のポスターを GIMP で切り抜いてみた。
マウスで切り抜いた。このくらいの作業量でも手の甲や指が痛い。

すべてをデジタルで完結させる得失は、
・素材がネットでいくらでも探せる。
・道具はすでにある。
・指や手首の負担が大きい。ペンタブレットくらいは要入手。

アナログの場合は、
・素材がない。自分で作らなければならない。
・道具がない。絵画や工作の用具、カメラ、照明、その他。
・作業台、作業場所も要る。
・発想には有利かもしれない。
・モニター上で作業するより、現実のハサミや糊でやるほうが楽しそう。

デジタルは基本的に万能。考えついたことはなんでも実現できるのだから、なにを考えてもいい。
ただし、白紙を与えられて、何を描いてもいいよ、自由にやっていいんだよと言われるのに似て、発想の出発点が得にくい。
アナログはできることに制約がある。制約があると発想がばらつきにくい。「発想に有利」とはそのような意味。