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2012-05-06
捨てるもの二つ
五月は人と魂の結びつきがゆるいので
家の屋根に登ったりしてはいけない
地面に映った自分の影を
自分と勘違いして
魂がそちらに乗り移ってしまうから
- 魂が入れ替わる月

詩を捨てる。
書けないから捨てる。書こうとしないことにする。
書くことを禁じるわけではないから、ひとりでに出てくるものなら阻まない。
フレーズを思いついたら、フレーズだけ記録しておく。
詩にはしない。歌詞のタネとする。

楽器を捨てる。
歌には伴奏が要る。伴奏が下手さを救う。
だったら、楽器のかわりに風呂場の反響でいいではないか。
というわけで、しばらくリバーブとディレイだけでやってみる。ノイズは可とする。