Magazine Oi!
トマトは種を抜いてから食え
なんて今ごろ教えられても
すでにトマトは、腹の中で芽を出して
根も張って、とっくに手遅れ
- トマト男
2012-09-10
夏の終わりに
夏の終わりをスケッチしたツイート2点。

猛烈な暑さも少し収まりつつある。セミの声もめっきり減った。少年達は学校へ行きだし、公園には誰も居ない。「そろそろ、潮時かもしれねぇなァ・・・」全裸中年男性は目の前のパンツを見ながらポツリと言葉を落とした。夏が終わる。
- Twitter / mmmasa

「ぜんらのおっちゃん…どっかいっちゃうの?」全裸中年男性は驚いて振りかえる。そこには夏の公園で最高のリアクションを取ってくれた少年が佇んでいた。「…いなくなるの?」「ばっ馬鹿野郎!秋には秋の!冬には冬の!全裸にお休みは無いんじゃい!」ブランコから飛びあがり中年は再び走り出す!
- Twitter / streakingpig

男はコミュニケーションを求めている。
でも、自信がない、人間として。
そこで、自分の身体のうち最も自信の持てる部位を露出することで、立場を確保しようとする。
けれども、その部位を露出した瞬間にコミュニケーションの回路は断たれてしまう。
反応してくれたのは、学校に居場所のない少年だけ。
いや、実在の少年ではなかったかも。少年だった昔の自分、のイリュージョン。

コミュニケーションをしそこなって、公園のベンチでさびしく笑う全裸中年男。
そうだな、舞台を変えようか。
中学生がたまに横切るくらいのさびしい公園ではなくて、そこそこ人のいそうなテーマパーク。
背後に万国旗。サルの電車も走ってる。
ライオンやキリンがいてもいい。
そんな光景をアンリ・ルソーの絵で見てみたい。
ルソーおじさんもこの種の心性の持ち主のような気がする。
絵が描けたので露出しないですんだ、みたいな。

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