Magazine Oi!
2012-10-11
旧記事をどうするか
ブログの底に埋まってる記事をどうするか。

たとえばそこの蛸
水族館の水槽の底にわだかまって
疑い深くこちらを見てるやつ
いつも世界を憎んでるのか
通りすがりのおれを
たまたま憎んでみただけか

再掲というのも芸がないし。
ブログは作品発表の場としては向いてない。
じゃあ、どんなメディアが向いてるのか。
本にすればその詩は読まれるのかといえば、そんなことはないわけで。
ようするに、売れるものは売れる、読まれるものは読まれる。
めぐり合わせなんだから、ほっとくしかないか。

白人のピエロが
たがいに殴り合って
殴られるたびに
トランプをひっくり返すみたいに
白人のピエロが
黒人の旅人に変わって
あれまあ、おれは
白人のピエロのつもりだったが
じつは黒人の旅人だったか
徒歩で行こうか
このまま馬車か
それとも船でミシシッピー
考えてる間に、また殴られて
また殴って、また裏返る

白人も四人、黒人も四人
あわせても四人
彼ら四人のわきで
四人を運んできた馭者が
乗合馬車に火を付ける

いや、火をつける必然性は薄くて、改訂の余地ありなんだが、改訂したものを新しいエントリーとするか、元のエントリーを書き換えるかという問題もある。詩だけのことを言うなら、ブログよりウィキがいいかとも思う。