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トマトは種を抜いてから食え
なんて今ごろ教えられても
すでにトマトは、腹の中で芽を出して
根も張って、とっくに手遅れ
- トマト男
2015-04-13
ランタン小説
1. 発端



事件が解決して探偵が村を去るところから話ははじまる。



探偵はそのまま隣町に向かうかに見えた。
いや、それ以外のことなど誰も考えなかったのだが…



ふいに探偵の身体が宙に浮いた。
そのままするすると、まるで縄ばしごをのぼるみたいに探偵は夜空に消えていった。
かわりに赤いランタンがゆっくり降りてきて地上にとどまる。



暗がりでひとり顔を赤らめるN子。
探偵と何かあったのだろうか。
それともランタンの明かりが頬に映えただけなのか。

(つづく)