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2016-12-03
ハイレ・セラシエ二世の誕生
I 世がいるからには II 世もいるはず。そしてその II 世はレゲエのミュージシャンか、さもなければアルバム名。──そう思って YouTube や Google を検索したが、それらしいものが出てこない。

Twitter には Haile Selassie II を名乗るユーザーが6人いたが、どのアイコンも見おぼえがない。
わかったのは、そうか、自分はハイレ・セラシエ二世をイメージで記憶していたのだな、ということ。でも、これらの Twitter ユーザーは自分の探していた二世ではない。

いろいろ探しまわって、ハイレ・セラシエ二世なんていないのではないか、いつものよくやる勘違いだろうと思いつつ、"Haile Selassie II" とクオートしてフレーズ検索。
すると、Google 検索の1ページ目に出てきた。
あきれたことに、いや、たいしてあきれもしなかったのだが、自分のブログの記事だった。
- Haile Selassie II

どうしてこのエントリーのタイトルを Haile Selassie II としたか。
その手がかりは、意味不明に近い次のテキストのみ。

単純なベースライン。リバーブとディレイ。
コラージュによる二世の肖像。→ ジャケット。
皇帝。帝国。パピヨン。ディア・ハンターのクリストファー・ウォーケン。ブランキ。
帝国気分、としておく。

さすがに自分の書いたものだから、まったくの意味不明というわけではない。
たぶん、「ハイレ・セラシエ二世」あるいは「帝国」とでも題したアルバムを作ろうと考えて、メモしておいたのだろう。
思いついただけで、たちまち忘れられた計画の残骸。

というわけで、ハイレ・セラシエ二世は我がブログにおいて2010年に誕生と判明。
かの乱視族の、わたしも一員に違いない。