Magazine Oi!
2016-12-31
2016年に書いた記事
振り返りたくない。
完黙──犯罪者かよ──が正解か、と思いつつだが…

小説と称する超短編を50本あまり書いた。
書いてよかったと思えるのは数本。

は3本とちょっと。
長所だけ見れば、それぞれ取り柄はある。長所だけ見れば。

次の一本「よそ者扉」は、今年を象徴してそう。

〽おれはよそ者 よその者

そんな文句を調子はずれに歌いながら
よそ者がやってきて
村はずれに建てた掘っ立て小屋は
酒なら出すよ バーだから
水なら出すよ バーだから
つまみも出すよ バーだから
だけどほんとの売り物は
よそ者志願のよそ者扉 それを無料(ただ)で使ってもらおう
あんた 表扉から入ってきたお客さん
勘定を終えたら
裏口から出てみるといい
すると あら不思議
すでにあんたは 村の掟とか絆とか
すっかり忘れて 気楽でのんきな見知らぬよそ者
そういう者になりたかったら
よそ者用の裏扉から出ていってくれ

〽おれはよそ者 あんたもよそ者

よそ者とよそ者だから
どこかの何かで出会っても
たがいの顔など忘れてるだろうが
もしも憶えがあったなら
「よっ!」と軽く手なんかあげて
それでおさらば またいつか

コミュニケーション不全だな。
ブログに限らず、日常も含めて言葉によるあれこれが苦痛。
さて、来年はどうするか。