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2012-06-02
文章が書けない人のためのカメラ


被写体にカメラを向けてシャッターを切ると、しばらくして被写物の説明文がプリンターから出力される。
文章を書くには知識と技術がいる。自分が何について書こうとしてるのかの知識、今の場合でいえば被写物の名前など、を知らなければならないし、名詞を並べただけでは説明にならないから、動詞その他を適切に組み合わせて文を仕上げてゆかなければならない。そういうことが苦手な人にかわって文章を書いてくれるデジカメ。

ニューヨーク在住の機械アートブロガーのMatt Richardsonという人物が、撮影物をテキスト化するデジカメを自作した。
この「Descriptive Camera」という自作カメラはRichardson氏は大学研究室のプロジェクトとして制作したもので、Webカメラ+組み込み系Linuxキット+感熱紙プリンタ+Amazonのデータ人力代行APIを組み合わせたもの。シャッターを押すと、Amazon側の誰かが3~6分以内で写真の中身を文章表現し、ポラロイドカメラのようにそれが紙出力される。
1枚あたりの撮影コストは、しめて1.25ドル(約101円)程度。
- hon.jp DayWatch - 写真がそのまま文章に、デジカメ画像を3分程度で人力テキスト化する自作プロジェクト「Descriptive Camera」