ジュラシックモーニング
ついにみつけた
何を
詩の書き方を
何を
詩の書き方を
一つの書き方に過ぎないんですが、
強力です。
これから試すところですが、
まちがいなく強力なはずだから、
手法の独り占めはしない。
まず前提として、
詩はくだらない方がいい
というのがあります。
あまり立派なのはいけないわけです。
人間の哀歓を歌ったりしちゃいけません。
結果として歌えちゃうのはしかたないですねどね、
はじめから狙うのは嫌らしい。
詩はなるべく意味のないのがいい。
最上は、あとに不思議が残るのがいいと思いますが、
そんな狙いもまず捨てましょう。
不思議や理不尽やぶっ壊れが残るかどうかは
運次第。
で、絵を一枚持ってきます。
わたしは毎朝ネットめぐりをするので、
画像の一枚くらいはすぐみつかります。
ネットめぐりをしない人は
画集か絵本でも見てください。
雑誌や新聞でも、たぶんいいです。
で、適当な絵を一枚
これから詩を書こうとするスペース(ノートとかブログの編集ページとか)のいちばん上に貼り付けます。いちばん上でなくてもいいけど。
というわけで、実行です。ネットをまわって絵を探して、いくつか取ってきましたが、これが行けそう。
では、さっそく作ってみましょう。
おお、ジュラシックな夜明け
おお、ジュラシックな夜明け
運転手さん、危ないよ
ジュラシックが狙ってる
おお、ジュラシックな夜明け
おお、ジュラシックな夜明け
運転手さん、食われちゃうよ
ジュラシックが三匹と
ジュラシックの影が三匹
エンジン室に群れ飛ぶトンボ
コックピットは、イチョウ、ソテツの花ざかり
バスルームで騒ぐ始祖鳥
おお、ジュラシックな夜明け
おお、ジュラシックな夜明け
あなたは眠いですか
わたしは眠くないです
おお、ジュラシックな夜明け
運転手さん、危ないよ
ジュラシックが狙ってる
おお、ジュラシックな夜明け
おお、ジュラシックな夜明け
運転手さん、食われちゃうよ
ジュラシックが三匹と
ジュラシックの影が三匹
エンジン室に群れ飛ぶトンボ
コックピットは、イチョウ、ソテツの花ざかり
バスルームで騒ぐ始祖鳥
おお、ジュラシックな夜明け
おお、ジュラシックな夜明け
あなたは眠いですか
わたしは眠くないです
はい、できました。
ばかばかしくていいですね。
で、大事なことがあります。
今までも写真やイラストに刺激され書いた詩はあるのですが、
今度みつけた大事なこととは、
書き終えたら、発想の元になった絵を捨てること。
そうすると、詩がまた一段階意味不明になって、
哀歓なんかもきれいに消えて(はじめからないけど)、
楽しいだけの詩が残ります。