to top page
2011-05-14
時計台
おーい、おーい
別の人生を選んだやつが
時計台で手を振っている
下方に伸びて
揺れているのは
侵入に使った縄ばしごか
時計台の上に白い雲
逃走用の気球も待っていて
なるほど、あの俺は
縦方向に生きてるわけか
記事タグ:
詩
[
前の記事
] [
次の記事
]