自転車という環境
自転車で買い物。
帰りが夜になって、前方の空に昇った月がやたらでかい。
十六夜か十七夜の不気味なくらいでかい月。
家にもどってベランダから見たら、そんなにでかくない。
月齢も十五夜か十六夜くらい。
目が歪んでいるらしい。
自転車で走ってるあいだにできたのが「ちゃうぞ」。
前にも書いた気がするが、作曲をはじめたころは、よく自転車を走らせながらつくってた。
採譜ができない。ギターで音程を確かめながらメモしてゆけば音程の変化だけは記録できるが、音の長さはわからない。リズムがわからないから小節で区切ることもできない。
間抜けすぎる話だが、録音するということも考えつかなかった。
それで短いフレーズ(句)に曲をつけては何度も歌いなおして、よし、これなら忘れないというところまで記憶したら次のフレーズに進む。そんなふうにして丸ごと自分の中に記録してた。
そういう作曲作業を自転車でやっていた。
詩も自転車でできることがあった。歩きながらとか、電車の中とかのほうが多かったとは思うが。
というわけで、自転車という環境は創作にいい。
帰りが夜になって、前方の空に昇った月がやたらでかい。
十六夜か十七夜の不気味なくらいでかい月。
家にもどってベランダから見たら、そんなにでかくない。
月齢も十五夜か十六夜くらい。
目が歪んでいるらしい。
自転車で走ってるあいだにできたのが「ちゃうぞ」。
前にも書いた気がするが、作曲をはじめたころは、よく自転車を走らせながらつくってた。
採譜ができない。ギターで音程を確かめながらメモしてゆけば音程の変化だけは記録できるが、音の長さはわからない。リズムがわからないから小節で区切ることもできない。
間抜けすぎる話だが、録音するということも考えつかなかった。
それで短いフレーズ(句)に曲をつけては何度も歌いなおして、よし、これなら忘れないというところまで記憶したら次のフレーズに進む。そんなふうにして丸ごと自分の中に記録してた。
そういう作曲作業を自転車でやっていた。
詩も自転車でできることがあった。歩きながらとか、電車の中とかのほうが多かったとは思うが。
というわけで、自転車という環境は創作にいい。