初夢 - Magazine Oi!

2日に見る夢を初夢というなら、今年は初夢を見た。

長い第1部。
短い第2部。
長い第3部。
そんな構成だった。

第1部は冴えた内容ではなかったが、それなりに中身は詰まっていた。
ブログの材料にできそう――。ということでメモしておきたかったのだが、どうしても目がさめない。そこで夢の中で記憶しておくことにし、何度か反芻して覚えこんだ。これなら忘れまいと確信できたので、「よしっ」と声に出したら、そのとたんにせっかく記憶したものが飛んでしまった。
第2部は比較的まとまっていて、メモするまでもなく覚えていられそうな内容だった。
忘れてしまった第1部が惜しいので、なんとか夢を見直せないかとやってみたら、思い出せた。だが、最初のときと同じようにどうしても目がさめないため、メモすることができない。そこで夢の中で記憶しておくとことにし、「よしっ」となった途端、同じように記憶は飛んでしまった。

じっさいに目がさめたとき、第2部はうっすらおぼえていたが、それもすぐに蒸発した。
今年を先取りしたような夢の見方であったに違いない。