耳の長い黄色い兎 v4
耳が長い。
兎だからか。
それとも、その兎だからか。
色は黄色い。
一瞬意識が途切れかかった。
危ないなと思った。
自分が何者で、どこで何をしてるところか、
そんなことが判らなくなった。
耳は聞こえなかったが、
目は見えていたようで、
まわりの景色がなんとなく残ってる。
そんなことが実際にあったのか、
そんなこととは、どんなことなのか、
家を出る前だったか、
どこかに向かう途中だったか、
帰り道でだったか、
いつ意識が途切れかかったのかも思い出せない。
記憶のすきまに、
今は黄色い兎がはさまっている。
兎だからか。
それとも、その兎だからか。
色は黄色い。
一瞬意識が途切れかかった。
危ないなと思った。
自分が何者で、どこで何をしてるところか、
そんなことが判らなくなった。
耳は聞こえなかったが、
目は見えていたようで、
まわりの景色がなんとなく残ってる。
そんなことが実際にあったのか、
そんなこととは、どんなことなのか、
家を出る前だったか、
どこかに向かう途中だったか、
帰り道でだったか、
いつ意識が途切れかかったのかも思い出せない。
記憶のすきまに、
今は黄色い兎がはさまっている。