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2016-09-09
七福神メモ
死んで神になるやつとならないやつがいる。
俺たちはなった。神になって、この世をうろついている。
どうして「あの世」ではなく「この世」かときくのかね。
当然の質問だが、答も当然だ。
「あの世」なんてものはない。それだけのことだ。
天国がどうの、地獄がこうの、来世がどうたら言う連中に気をつけろ。あいつら詐欺師だぞ。

神ならば、同一時刻に異なる場所に存在できる。
福禄寿が東京駅にいて、寿老人が新宿駅にいる。福禄寿が池袋に移って、寿老人が品川に移る。
そんなことは神でなくてもできると言うのかね。
まあ、できるな。
で、それが何の役に立つのか、と。
じつは福禄寿と寿老人は見た目がそっくり。だから、いっぽうが東京で悪事を働いているあいだに、もう一人が新宿で姿をさらしていれば、アリバイ工作に使える。
もっとも俺たちは悪事はしない。善事しかやらない。渋谷と秋葉原で同一(に見える)人物が同じ善事をおこなえば、ありえない不思議を演出できる。

もともと福禄寿と寿老人は同一人物だという説もある。

宝船の最初の寄港地をどこにするか。
品川? 佃島? もっと北にのぼって木更津あたり?
潮干狩りの雑踏にまぎれて上陸?

火器を振り回す弁天。琵琶を改造か。

- Revolution 60 is live! Brianna Wu's all-female action game / Boing Boing

歴史上の出来事(赤穂事件とか、天保の改革とか)に関わりたくない気持はある。中途半端な非現実になりそうで。
半端でない非現実なら、やりたい気はある。たとえば七福神の加護で明治維新を食い止め、いまも徳川400年の時代が続いているとか。関西弁の使用禁止とか、吉本興業の非合法化とか。長州や薩摩に徴兵制を敷いて、北辺の警護にあたらせるとか。