『マザー・グース』の相合傘
北原白秋訳の『まざあ・ぐうす』を見ていたら、
とあり、イギリスでもいつのころからか相合傘が行われていたらしいので、検索してみた。
これが原文ですね。「相合傘」に相当する単語や熟語はなかったようだが、男と女が(ここでは犬と猫だが)二人で一本の傘、という振る舞いや考え方はあったらしいのがわかる。
19世紀後半にニューヨークで出た版に、次の挿絵。
The illustration and rhyme come from The crooked man and other rhymes, from Aunt Mary's Little Series (published in New York between 1851 and 1870 by McLoughlin Bros.).
- A Dog and a Cat Went Out Together - American Children's Songs - The USA - Mama Lisa's World: Children's Songs and Rhymes from Around the World
犬と猫とがお友達に逢ひに
鳥渡と、街から連れ立つてまゐる。
猫が申します。
「お天気はどうでしようね。」
犬が申します。
「さやうさ、奥さんえ、雨がふりそでござんすが、
御心配はいりません、手前が蝙蝠傘持つてますでな。
その時や御一緒に、相合傘とはいかがでしよ」
鳥渡と、街から連れ立つてまゐる。
猫が申します。
「お天気はどうでしようね。」
犬が申します。
「さやうさ、奥さんえ、雨がふりそでござんすが、
御心配はいりません、手前が蝙蝠傘持つてますでな。
その時や御一緒に、相合傘とはいかがでしよ」
とあり、イギリスでもいつのころからか相合傘が行われていたらしいので、検索してみた。
これが原文ですね。「相合傘」に相当する単語や熟語はなかったようだが、男と女が(ここでは犬と猫だが)二人で一本の傘、という振る舞いや考え方はあったらしいのがわかる。
19世紀後半にニューヨークで出た版に、次の挿絵。
The illustration and rhyme come from The crooked man and other rhymes, from Aunt Mary's Little Series (published in New York between 1851 and 1870 by McLoughlin Bros.).
- A Dog and a Cat Went Out Together - American Children's Songs - The USA - Mama Lisa's World: Children's Songs and Rhymes from Around the World