唯物弁証法がマルクス=エンゲルス思想の公理であること
ここまで明確に述べていたとは。
唯物弁証法を公理としてわれわれの思想の出発点に据える宣言。
公理だから検証する必要はない。検証してもならない。
われわれの主観的思考と客観的世界とが同一の法則に従っており、またそれゆえに両者がそれぞれの結果において結局は矛盾しえずに一致するはずだという事実は、われわれの理論的思考全体を絶対的に支配している。その事実は後者の無意識的かつ無条件的な前提をなすものである。 ――エンゲルス『自然の弁証法』(『マルクス=エンゲルス全集』第20巻、1968年、大月書店)
唯物弁証法を公理としてわれわれの思想の出発点に据える宣言。
公理だから検証する必要はない。検証してもならない。