no.67


[2026.2.1 - ]

2026.2.14 sat. link #詩

伊太利国境駅
小停車場埃塵白

油灯紫隅貧山脈一産業自由流動同色化傾向濃厚近代社会
何無理史的境界尊厳保国家喜劇的重大性無関心流行者哀愁立罩
私戦線嗅
伊太利仏蘭西二国家空気二倍比重持
海沿新興共和国大統領護身兵
考抜制服一人鼻尖青年側車窓玄妙言葉私荷物強奪
手荷物運搬人
退屈国境儀式開始

旅券仏蘭西出国
写真顔比較
亡命客陰鬱旅行者行列
一人小何多議論屋内柵過私達仏蘭西伊太利這入

憲兵警官国境防備軍歩哨
一本羽毛飾狩猟帽自分身長高銃剣新入国者的無言警告与努力
真暗停電旅券
伊太利入国
質問大暴風雨税関

税関役人貝殻眼私白眼
彼仕事
私用意粉末微笑取出彼上振
無事通関亜米利加老婆私

[読み下し by ChatGPT]
伊太利国境駅。
小停車場、埃塵白し。

油灯、紫の隅。
貧しき山脈一帯、産業自由流動し、同色化の傾向濃厚なる近代社会。
何ぞ史的境界の尊厳を保たんや。
国家の喜劇的重大性、無関心流行者の哀愁、立ちてむ。

私は戦線を嗅ぐ。
伊太利・仏蘭西二国家の空気、二倍の比重を持つ。
海沿いの新興共和国大統領の護身兵。
考抜制服の一人、鼻尖びせんなる青年、車窓の側に玄妙の言葉。
私の荷物を強奪す。

手荷物運搬人。
退屈なる国境儀式、開始す。

旅券、仏蘭西出国。
写真と顔とを比較す。
亡命客、陰鬱なる旅行者、行列す。
一人小さき何ぞや、多く議論す。
屋内の柵を過ぎ、私達、仏蘭西より伊太利へ入る。

憲兵、警官、国境防備軍の歩哨。
一本羽毛飾りの狩猟帽。
自分の身長より高き銃剣、新入国者への無言の警告を与えんと努む。

真暗、停電、旅券。
伊太利入国。
質問、大暴風雨のごとし、税関。

税関役人、貝殻のごとき眼もて私を白眼す。
彼、仕事なり。
私、用意の粉末微笑を取出し、彼、上に振る。
無事通関す。
亜米利加の老婆、私。

2026.2.13 fri. link #コラージュ

旧稿(ずいぶん昔の)再掲。
今も同じことを続けてる。夢の見方まで同じ。進歩がないと見るか、粘り強いと見るか。


いや、べつに意味はない。
ただね、何かおかしなこと、はずれたことをしたい、いや、そうではなくて、まともなことがしたい。おれがまともなことをすれば、きっと世間からはずれてしまうだろうが、いや、そういう大げさなことでもなくて、この二、三日、続けて同じ夢をみた。

イノシシは花を食う
白いのが好きだそうで
ことには菊の花
おれも好きだよ
菊のわびしい匂いも味も

その夢というのは、ウェブページの記事を書いている夢で、記事はテキストと画像の混じったコラージュになっている。テキスト部分自体もコラージュされていて、ああ、おれが書きたいのはこういう記事なのだ、目が覚めたらすぐとりかかろう、よくあることで、目が覚めると忘れてしまって、どうしても思い出せないのだが、ただ、コラージュがやりたんだということだけは、わかる。

そう、コラージュがしたいんだ
おれのコラージュ

上手なコラージュができると、きっと心が安らぐと思う。安らぐというより、伸びる、かな。のびのび心がくつろいで、ああ、よかった、これだよこれ、おれが作りたかったのは、きっとそういう気持になるだろう。

というけどね、もう少し楽に行けないか。といっても、いつも技量の問題はついて回る。

いつか一匹と一人連れ
秋雲の下の野原をたずねて
行ってみようか
菊むさぼり喰いに

2026.2.12 thu. link #詩

太郎を寝かしつけて
次郎を寝かしつけて

そんな話が、その頃なかったか

太郎の屋根に雪を積もらせて
次郎の屋根に雪を積もらせて

それからどうとか、そんな話が

2026.2.11 wed. link #詩

ナポレオンのので、のいのがまったのようにきした。ボナポレオンはのをきむしった。のはびなさでのをきめた。からはいがめくれてた。そうして、くはとしたので、陛下をきむしるナポレオンのだけ、がくようにぼりぼりとえていた。と、にのいは、のをけめてえてた。ナポレオン・ボナパルトだ。ボナパレオンだ。はにわるのをりつけた。は、は。はりったがれたように、としていした。ちのがまると、のはをれたのようにちした。はがばとねった。のはのをひっんだ。のはいをののにめながら、れにをらしてりした。はをんでげつけた。陛下はピラミッドをかべたのへいをりつけた。ナポレオンのはピラミッドののへにじみんだ。はれけた。とはのにねきた、びはいした。

2026.2.10 tue. link #コラージュ #スクラップブック


脚本: 寺山修司
主演: 柳田国男
助演: 窪田正孝
特別出演: テレサ・テン、アルセーヌ・ルパン

自分がしたことの意味を知るのは難しい。
配役をながめて言葉を交わしている二人の人物――そんな感じの批評的存在を置いたことでこのコラージュが完成したのだな、とようやく気づく。

あらら(11日追記)、登場人物をひとり配役から落としてた。
しんとく。漢字では身毒丸か。どうしよう、扱い次第では主役だが。

2026.2.9 mon. link #詩

あゝ気がつぜふめすは、ひつぜふ
あゝ気がつらは、とほうもねへ、おつてはとほうもねへ
わひ、さわれへおつこくアノやるな
あゝ気がつこれへ
これさ、首を、そんだ首にさいる
あゝ気がつきる、しつよくやろふめ

こいるはさつらはさ、首をきの毒を、しつよくて来るは、これがゆくへおつぜふめすはば
あゝ気がつきるは、さわひつよくアノやろふめすは、こくていつきの毒を

あゝ気がいわるんだ首を、首にさわるひ
あゝ気がつこれへおつきる、ひつよくやろふめ
なんなんにせずば
なにせずば、これがゆくへ
あゝ気がつこくアノやろふめ

2026.2.8 sun. link #詩

ルーシー、お祈りしないのか
だってまだ、晩じゃない
かまわないよ、ほんとうは今ごろ
見る見るそれは、おおきな褐色の鳥で三羽
鳥は二人の、だって死にさえすれば
だって、だって
おじさんだってそうなのよ

あら、鶏よ!
不吉な鳥をさしてうれしそうに
そうだ、母さんのところへ
行けるのね
あら、おじさんだって、そうなのよ

やがて見る見る
それは大きな
人の背を超える鳥で三羽
おじさんだって、そうなのよ

2026.2.7 sat. link

することには、あまりないですね。るのもじゃあダメで、くらいらないとグッとこない。たとえば、メインできたいものがあっても、そのにないものをガンガンって、いっかいしてしまう。それで、にいてがしてかがてきたら、けもの。めていかないとくない。かけてめていって、どんどんれたり、したり、のをえたものになるほうが、をじるんですよね。 「はののわからないことをするための」
なるほどなあ、へののついてべて。
もしてやってみて、そのでをめればいい。

2026.2.6 fri. link #詩

「だいぶになって、になったね。
まだしていないところもあるけど、
そこはでいいかなとう」

「でもはおも、々とされていた。
のっぽさや、々としたつかめなさを
にまとっていて、なもじました」

からちる

「です。さんじるはっぽくもあり、
のようなさをじるもあって」

などがったがみつか、
「いはありとできてるよ」

2026.2.5 thu. link #詩

アドミスカンシー、あの無垢なる者たち
真実 2:00 AM 施設なケイティ

私はこのシヴァーゲンの魅惑性
気遣い深く、承認の姿勢は多くを伝えず 2:00 AM: 左へ
真実、具現化された呼び灯り、はい

それでもなお発見される存在と超越性、唸りと抵抗
ゆえに認識は深く問う
1:00 管理官は人間の超越性を認識しつつ
我々は全存在の機能に対処する
彼は異常であり、またそうであるゆえに、母性は感覚的に対処される

枯れた AM: ファシルドネ・ワズ・カールリティ
無限に少女的な AM: ラインスピルリティ

2026.2.4 wed. link #詩

猿の顔がそこにひとつ
あるだけで
生産により自然が怒ったみたいです。
めんでしょうか
うことはできないのです。
しないの――
ドミンの考えがあるのです。自分の考えを持っている人ではないのです。
ったく生産をストップするようにという人はいないので
ひどい目にあいますよ!
なぜ?
なぜって全人類が石を投げて殺してしまうでしょう
猿の顔がそこにひとつ
あるだけで。

2026.2.3 tue. link #詩

埋められる前に
確かめておきたいことがあってな

「パラサイト型密輸」の手口
1. 潜って工具でふたを開け、船の海水取り入れ口に薬物を隠す
2. 寄港先で隠された薬物を取り出す

右へ向くも左へ向くも
ひびき泣いて、ぷりなぎ

鬼ごっこを生き残れるか
肛門の開閉に例えてみよ

2026.2.2 mon. link #詩

うふふ、と Minnesotas が笑ってる。
この頃は自ら略して Sotas。

うふふ。
皆さん、気にしてないようだけど――。
彼らは捕まえる者たち、彼らは走る。
彼らが octo に、彼らえる。
彼らは終わり、いつか tinta の暦を描くように。
そんな予言があったけど、当たったかしら。

はずれたわよね。
というより、そもそも
「tinta の暦」
これが、何を言ってますか、言ってませんか。
言語が「意味」から「音」へ落ちる瞬間?
おほほ、なんだか気の利いたことをおっしゃって。

うふ。あたし Minnesotas。
この頃は略して Sotas。

[octo-project 9]

2026.2.1 sun. link #ナンセンス

シェルドン・レナン『アンダーグラウンド映画』

ナンセンスを心がける。
ナンセンスだが楽しい、は大いにあり。
同じく、悲しいもあり。