ただ詩でしかないもの
メロディ作ったり構成したりっていうよりは、機械が勝手に鳴っているっていう感じが好きなんですよね。人があまり何もしていない感じ、できるだけ何もしていない感じっていうのをやりたいんですよ。「なんか鳴ってる!」っていう感じですね。あちこちから水道が漏れているような。それを「何とかしなくちゃ!」ってあれこれやるのが、僕のライブです。作品となるとちょっと違いますけどね。それでも、例えば映像が思い浮かぶというような、何かを喚起させるようなものではなくて、ただ音楽でしかないもの、っていうところは共通していると思います。
- SOUNDBYTES : Hair Stylistics a.k.a. 中原昌也|KORG INC.たんに詩でしかないもの。
詩以外の何ものでもないもの。
そういう理想がある。
いっぽうで、メロドラマなおれがいる。
ほかの枝には、×××なおれや○○○なおれがいる。
いや、それらも幹か。
それらのあいだで行ったり来たりふらふらしている。
いつまでふらふらしてるのか。
一生ふらふらして終わるにちがいない、と客観的には思う。
主観的には、ただ詩でしかないもの、そういうのをしばらく追求せよ、いったんケリをつけろ。
と、今朝の主観が言っている。