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2011-11-05
紫大納言
ゆくえも知らぬ、これはまた
悲しいお言葉をきくものです
地獄の責苦を見るにもまして
月の国へあなたを運ぶ
よすがとも夢の中
小笛を奪われたその場所へ
望みのものをやろうとは
草をむしり、岩をつかみ、木の根にすがって
谷音は、右にもきこえ、恋の道かな
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詩
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