詩法
「た」ではじまる
たぬきの「き」からきつねが生まれる
たぬきのきつね狩りである
たぬきの群がきつねを追いつめる、包囲する
きつねはもうどこへも行けない
ただその場で
むだな宙返りをくりかえす
きんいろの目をひからせて迫るたぬきの群
それほどのきょうあくなたぬきの群がいるからには
ぶたいは四国である
月の夜だったりしてもいい
たぬきの「き」からきつねが生まれる
たぬきのきつね狩りである
たぬきの群がきつねを追いつめる、包囲する
きつねはもうどこへも行けない
ただその場で
むだな宙返りをくりかえす
きんいろの目をひからせて迫るたぬきの群
それほどのきょうあくなたぬきの群がいるからには
ぶたいは四国である
月の夜だったりしてもいい