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2012-12-25
「鈴鹿山の巻」の人間関係をグラフ化
『大菩薩峠/百』鈴鹿山の巻の人間関係を図にしてみた。



DOT という言語でプログラムを書いて、Graphviz というツールで処理するとこのような図ができる。
こちらのチュートリアルを参考にして、基本的な機能を使ってみた。
- Graphviz チュートリアル

上図を生成するためのプログラム。
digraph suzuka {
    graph [label="「鈴鹿山の巻」人間関係", labelloc=t]
    竜之助 [peripheries = 2];
    竜之助 -> お浜 [label = "妻"];
    お浜 -> 竜之助 [label = "夫"];
    竜之助 -> 郁太郎 [label = "子"];
    お浜 -> 郁太郎 [label = "子"];
    竜之助 -> 島田虎之助 [label = "敵意"];
    島田虎之助 -> 竜之助 [label = "警戒"];
    {rank = same; 竜之助; お浜}
}

人物が多くなるとこんなプログラムを書くのはわずらわしいが、構造は簡単なのでプログラムを自動生成すればいい。
人間関係のデータベースをテキストで作っておいて Awk で処理するのが近道。
生成されるプログラムは完全なものでなくてもかまわない。エディタで修正・加筆すればいい。
肝要なのはデータベースの設計。