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2018-04-09
人はいつ日記を書くか
02:20目覚め。某投手、妻が実妹と判明して離婚──という夢を見ていた。
うとうとした後、漱石『彼岸過迄』の続きを読む。
昨日は前田愛『都市空間のなかの文学』に掲載されている小川町周辺の古い地図をたよりに、主人公敬太郎の行動をチェックしながら読んだ。『彼岸過迄』が書かれた明治時代には、まだ神田川にかかる聖橋がなく、小川町から聖橋に向かう自動車道路もない。このことが地理の理解を混乱させる。
今朝は敬太郎が松本恒三に会いにゆく段で、矢来、目白台、早稲田の位置関係がイメージできなくて驚く。長年暮らした生活圏のうちなのに。
04:00起床。現在05:20、食事を終えてこの記事を書いている。

ところで、人は一日の内、いつ日記を書くのか。
一日の出来事をまとめて書けるのは、就寝前か翌日くらいしかない。
就寝前は眠いから私には無理。
翌日になってから書くのも、記憶力が悪いから無理。
他の人もおおかたは同様だろう。結局、ほとんどの人は日記を書くことができず、リアルタイムで残したメモが日記代わりに残る。写真やメッセージも。