2022.2.28 mon. link  
昨夜の mataji-bot  は「それからの音叉と音響の日々」。
… 
 
2022.2.27 sun. link  
時間をおいて見ると、出来上がってるようにも見える。2022.2.18 ――――
VIDEO 
 
2022.2.25 fri. link  
物語の需要。平時と乱時。
事実そのものの迫力によって圧倒されている内乱期の人々の物語に対する要求は、当時の日本人が、その片鱗だけをそれぞれ経験したさまざまな諸事件を、一つの統一された物語的な連関のなかにおいてもらうことであったろう。つくり物語はもはや必要でなくなって、かえって事実そのものの記録が要求される時代である。正確にいえば断片的、記録的なものを物語または文学に高めることが、読者の物語に対する新しい要求となったということである。この物語は、もう『今昔物語』のような説話の断片であってはならないだろう。それは地方々々、階層々々が、孤立して存在した時代の文学的遺産である。新しい物語はこの時期の諸事件の一切が集約されている軸とかんがえられた平氏の滅亡を中心として、すべてが展開される物語でなければならない。
石母田正『平家物語』 
 
 
2022.2.23 wed. link  
批評より再話を。読んだ話を繰り返す。不確かなままでいい。 ――oi-quot no.11 
 
 
2022.2.22 tue. link  
院政時代からはじまる変動と内乱の時期は、一方ではそれに踏みつぶされる多数の人間を生むと同時に、他方ではのし上ろうとする亡者どもをこれまた無数に生み出す。いずれも不思議な方法によってその運命と未来を予見したいという衝動に駆られている。これらの人間を餌食として神々とその所領は肥えていったのであって、単純に「信仰深い中世」だけを念頭においてはならない。
石母田正『平家物語』(岩波新書) 
 
 
2022.2.21 mon. link  
窓が乾いて、目の前で代わりに、その手で、その者と|mataji|note  
 
2022.2.20 sun. link  
都でクーデター。信西 ( しんぜい ) link )。 
2022.2.18 fri. link  
黒死病?東洋オリエントの悪徳か」 
2022.2.17 thu. link  
マンハッタンの地下で行方不明になった牛の群が百年ぶりに姿を現す。雑詠|mataji|note 
 
2022.2.16 wed. link  
下を通る男や女にむかって――――
この風の音や、とうにおれは目のふれあう音を勝四郎がきいた梢で、返事がないよ|mataji|note 
 
2022.2.15 tue. link  
叙情の発見。否定ではなく。 
2022.2.13 sun. link  
壁抜け男のことは誰もおぼえてない 
2022.2.12 sat. link  
注文の多い料理店の前で 
2022.2.11 fri. link  
詩人Aが、詩人Bの詩の一部を引用したとする。断章取義とは - コトバンク )、など。
泉 (デュシャン) - Wikipedia  
 
2022.2.10 thu. link  
ぶらぶら歩きの殺意。
主人公の「俺」は、ぶらぶらと農場へやってくる。このぶらぶらというしぐさの中に、殺意はすでに胚胎しているのである。無作為の殺意というべきものである。この農場にいる牛は「国家健康牛」というやつで、国家の保護のもとにのらくら生きているいるのである。「眼鏡の牛よ」と「俺」が呼びかけた時は、一見、ざっくばらんな愛情をこめた言葉のようではあるが、そうではなく、殺意と嘲笑をこめた呼びかけでもあるのだ。草森紳一「なんて幸せな御時世だ」(『ナンセンスの練習』所収) 
 
 
2022.2.9 wed. link  
昨夜の mataji-bot
道楽もたいていやりつくして天高く何があろうと|mataji|note 
 
 
2022.2.8 tue. link  
ヲンナノ髪ニ昨夜ノ新月ガ引懸ツテトレナイ。腋毛 ( ワキゲ ) パイロット・ボオト ガ揺レテヰタ。近藤東「逃亡」 
 
Wikipedia )あるいは  仮想の都市。 
2022.2.7 mon. link  
後白河院を「流行歌狂い」として、堀田善衛が言うには、
宮廷が流行歌のパトロンとなるということは、下 ( しも ) 堀田『定家明月記私抄』 
 
声に出せば消えてしまう今様を、後白河が『梁塵秘抄』という目にみえる形にしたように、院政期には音声を書記化・記号化する動きが活発になった。和歌も本来は声に出して詠ずるもので、音声によって神仏と交感する芸能であった。それを勅撰集や百首和歌の形に書記化したのである。音楽でも、『龍鳴抄』のような楽書や『管弦譜』『三五要録』『仁智要録』のような楽譜が作られ、音声を書記化・記号化するようになった。坂井孝一『承久の乱』 
 
 
2022.2.4 fri. link  
「兵隊ではなく、人間というつもりだったのだろう。臆病者の考えることだ。人間がいるから、コレラが育つのだ。コレラをなくすためには、人間をなくしてしまえばいい」安部公房「変形の記録」 
 
 
2022.2.2 wed. link  
人が壁を通り抜けるという話は、いつごろどこの文化圏で生まれたか。
« Le Poirier planté », traduit par Camille Imbault-Huart, dans le Journal asiatique, août-septembre 1880, p. 281-284 [traduction du conte « Zhong li » 種梨] 
Tcheng-Ki-Tong. Contes chinois, Calmann-Lévy, 1884 [25 contes adaptés en français] 
Contes magiques, d'après l'ancien texte chinois de P'ou Song-Lin (l'Immortel en exil), traduit par Louis Laloy, Piazza, 1925 [20 contes]; réédition, P'ou Song-Ling, Contes étranges du cabinet Leao, traduit par Louis Laloy, Le Calligraphe, 1985 
 
2022.1.23 、2022.1.27 、2022.1.28 
 
2022.1.31 mon. link  
誰かが面白いと思ってくれたんだ、という事実 ――滝本誠『渋く、薄汚れ。』あとがき
 
 
2022.1.30 sun. link  
昨夜の mataji-bot は「夢の中で? 誰かが何か」 。 
2022.1.28 fri. link  
アポリネール「オノレ・シュブラックの失踪」粗筋。 
2022.1.27 thu. link  
マルセル・エイメ「壁抜け男」の粗筋。 
2022.1.26 wed. link  
「新・アフリカの印象」解読機の作り方 - Three Inventors: Jean-Pierre Brisset,
Raymond Roussel, Marcel Duchamp  
 
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昨夜の mataji-bot は「クエビコ」  
2022.1.25 tue. link  
今月はじめに書いたメモ。すでに意味不明。
もうひとりの壁抜け男。