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2011-08-18
いわゆるひとつのなんでもない歌
なんでもない詩の理想形。YouTube では削除されまくっているというから、こちらも危ないんだが。



なんでもないとは、冴えもなければ、パッションもないこと。内面もあるべきではない。凡庸以前。そういう詩を書けるのがいちばんしあわせなんで、自分でもときどき試しているが、これなんかは理想に近い。
と思ったら、別役実か。別役の詞でなかったら、曲がついたり、絵がついたりしなかったろう。そこがなんでもない詩の難点。なんでもないということは、多数の感受性には訴えないから。

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