zakki no.26

[2022.9.1 - 2022.9.30]

2022.9.30 fri. link

紫色に福助がいる
福助が切れる
さらに福助が爆発
だけど、来る

こめかみに血管がるかくて重いているぞ
見てた俺が浮いつだかわりにふくれてる

さらに頭が爆発、血管が爆発
見てた俺がでは来るぞ、非時と言われ上がるぞ
こめかくる福助
血管が血だらけど、来るぞ

2022.10.9 done
福助|mataji|note

2022.9.29 thu. link

ペストから解放され、
ペストについての世界を彼女らが語る。

白い子供が戻ってきたので、戻ってきた彼女のネズミの口笛。
すでにラクダが出迎えてくれていますが、ふるい口笛で吹いたため、軽くさまよった子供たちは彼といっしょにネズミの帽子をかぶって口笛。

ニッチェンとポール、その下の水に彼女はハンバーガーのローブを持っていますが、ふるい口笛で吹いたため、軽くさまよった子供たちは彼といっしょにネズミを集めます、もう一度、彼のメロディーシティに溶け込めるよう。
何年も、ネズミジョンと同じ帽子をかぶって口笛。

六月、二つの教会の日に、ネズミを集めます、もう一度、彼のメロディーシティに溶け込めるよう。
ニッチェンとポール、その下の水に彼女はハンバーガーのローブを持っていますが、ふるい口笛で吹いたため、軽くさまよった子供たちは彼といっしょにネズミの帽子をかぶって口笛。
すでにラクダが出迎えてくれていますが、ふるい口笛で吹いたため、軽くさまよった子供たちは彼といっしょにネズミの門が崩れ落ち、
悲しい話は静かで、色とりどりの緑が見えました。
山のすべてに、
悲しい話は静かで、色とりどりの緑が見えました。

六月、二つの教会の日に、ネズミの門が崩れ落ち。

何年も、ネズミの帽子をかぶって口笛。
山のすべてに、
山のすべてに、
何人かのオペルマルはペストから解放され、
六月、二つの教会の日に、ネズミジョンと同じ帽子をかぶって口笛。
殺された洞窟の周りを這いまわる。

すでにラクダが出迎えてくれていますが、ふるい口笛で吹いたため、軽くさまよった子供たちは彼といっしょにネズミの帽子をかぶって、彼が戻ってきた彼女のネズミの帽子をかぶって口笛。
何年も、ネズミの門が崩れ落ち、
そんなことを思い出しながら、
何人かのオペルマルがペストから解放される。

2023.3.18 note.com投稿
ニッチェンとポール|mataji|note

2022.9.28 wed. link

希望が似ている
下水道の水車のあとの土曜日の短い時間に
ふらふらやって来て、桟橋を渡って、行く行く手を振る、または振っていた
親子兄弟、木槌、金槌
――――
ある一匹が、黒い獣で獣に打たれ、
それでもなお、その刺し傷で、捕獲の対象となることはありません。
悲しいことではないのです!


それは太っていて、
彼らは爪を持っていて、
彼らはそれが野獣に乗り移ったと感じ、
すでに怒っている者は、
それは山であり、それはしゃがんでいて、
その首は瀕死の虎。

見るからに、その虎の尾はいつ、どこへ…

2022.9.27 tue. link #ヘンリー・ミラー

彼は、ガス管が破裂し、日光と、汚物の匂いと、罵詈で空気が満ちている、その暑くてどうにもならない街を歩いてきて、彼のズボンの前ボタンがはずれていることもあれば、ズボン吊りをぶらぶらさせていることもあり、ときにはそのチョッキがげろで光っていた。彼は四足の蹄から火花を散らす牡牛となって、街を突進してくることもあり、そういうときは、下水の口が開いてごみ屑を全部呑み込んでしまいでもしたように、街にはたちまちだれもいなくなった。(……)彼は機関銃よりも早く街から人を追い払うことができた。そのやり方には彼独特のものがあった。そしてそれからすこしたって、彼はそのいつものあけっ放しな、鷹揚な態度で埠頭の端まで歩いて行って、そこででんぐりがえしをうって海に飛びこんで死んだ。
ヘンリー・ミラー『暗い春』(吉田健一訳)
神の似姿というにふさわしいオーラではないか。

ロップ・ラムゼイは牧師の息子。
ある日曜の午後、戦争からもどってくる。家の前でげろを吐き、チョッキの端で口をぬぐう。それが、ミラーがラムゼイを見た最初らしい。
れわれは夏の暑い晩、ラムゼイの家の入り口に集まって過ごした、とミラー。そこから向かいの居酒屋で繰り広げられる猥雑・猥褻なあれこれを眺めることができた。

ロップ・ラムゼイの父親は二階で石油ランプの明かりで、いやらしい婆さんか何かのように、こういうことが全部なくなることを願って祈りつづけるか、あるいはそれに飽きると、寝巻き姿のまま、年とったサテュロス神に似た格好をしておりてきて、箒をふりまわわしてわれわれを威かした。
同前

2022.9.26 mon. link

二頭の蛸の名は、Califor と Trevor。
脚を均等に観察する。
カニを観察する。
ミネソタでは、獲物は触手を隠すように見え、その触手のうちに、我々の好みが現れる。
彼らは水槽の中で獲物を保持し、獲物は混沌を捕らえる。
渦を巻く目には、蛸は上がらない。

ミネソタで何かあった、昨日か今日、何だったか。

八本の脚が均等にミナーの塊を捕らえるパターンで、彼らの depenscond はどのような動きをして、獲物を撃退しに来るのか、彼らの体を突進させるかもしれない殺害のもつれ。
かゆいところに手が届くような感覚で撮影するが、使用する映像ではもつれた状態で前方のカニに突進。

出てきたものをなでると、それが起こった。
彼らの夕食のそれのどちらか。

2022.11.5 done
ミネソタで何かあった、昨日か今日|mataji|note

2022.9.25 sun. link #壁抜け

商人たちが都の宿屋に泊まったときのこと。
壁板の節穴から、ふいに女が首を出す。髪の長い美しい女だが、首と白い腕だけで身体までは見えない。
女は首を出したり引っこめたりする。
商人の一人が刀で切りつけると、首が落ちて血が降りそそぐ。
宿の主人の通報で商人たちが逮捕されるが、筋の通った自白はなく、いっぽう訴え出てくる者もなかったため、半年ほどで釈放される。

以上、『聊斎志異』「美人首」の条。
自分としては初の壁抜け女。
男性性と女性性。
だいたいにおいて、術を使うのは男。
では、家事は?

今までに見た壁抜け譚では、人物に身体があった。
この「美人首」の美人には身体がない。商人たちの目に美人の身体が見えなかっただけでなく、壁の向こうにも身体は残ってない。

2022.9.24 sat. link

引く手あまたの踊り子に粘土を加える。
夜が更ける。
洗濯室が蒸気でいっぱい。
ふくれあがる粘土。
その夢は、踊り子が見てるのか、粘土が見てるのか。
「粘土だろう」と私。
悪夢を見るのは粘土にきまってる、そうでなければ辻褄があわない。

すんなりを使ってる。
この場合の私は、私が私を脇から見て私と言ってる場合の無責任な私。
また私が適当なことを言って――といったような私。

「粘土だろうな」と繰り返す私。泥のように眠るとも言うし。

2022.10.1 一部書き換えて done
泥のように眠る|mataji|note
――――
黄色い泥で耳をふさぎ、鬼の真似をする。
通りすがりの人を引きずり込む。
数日後、銀閣の夢の中で、あまり不謹慎ゆえ戦斧で罰せられ、目ざめると鬼になっている。

奈落の底で、死後も悪を恐れるな!
生前は拷問を受け、悪を恐れるなと言いつけられ、踏みつけられ、
「人は祟りとして、この世にやってきたのです」
と眼鏡を外すようにして目を外す。

深淵が干上がった頃、県の門の外に杭の列。
彼らは丘から逃れたという。
ある日、銀閣の夢の中を魂が帰っていく。

2023.3.14 note.com投稿
銀閣の夢|mataji|note

2022.9.23 fri. link

若く、貧しく、勇気あり。
古い実家あり。
何十坪かの時と所。

目覚めたと聞くと、階下から足音が上がってきて人を戸口まで案内し、西に明るい月を眺めたと聞くと、外に出てひざまずいて噂の嘘を笑い、「彼は立ち寄りません」と彼らには言っていた。
人が入ってくる。 数歩歩くと、「長い間、蓬でいると、扉に開けられた道がある」と言う。席に着いて、今日の夕方、エントランスにも数十坪の広さがあり、建物の扉が開かれ、動きだす頃に人の老人が現れる。彼は私の仕事をしている。くしゃみと咳のために一瞬横を向く。明るい月を眺める、人に悟られないよう用心しながら。見れば、長い砂と苔に覆われた第一四半期。数歩歩くと、私はトランス状態になり、廃屋になる。群衆は彼を戸口まで送っていくと、緑色の服を着た男が蓮の提灯を持って席に着いたが、幸いにも月が薄暗く、玄関が見えるだけ。より光栄なことに、私は地面に枕を敷いて西に明るい月を探し、山並みを数えていても、彼を戸口まで送ってくる人がいれば、証拠のキツネを捕らえておきます。

その頃のそんな日だった記憶。
古い実家があり、何十坪かの時と所。

2023.7.7 note.com投稿
古い実家があり、何十坪かの時と所|mataji
――――
いちばん印象的だったのは、平家の亡霊と弁慶が争う『船弁慶』の2倍速。海上で弁慶と亡霊が戦う激しいシーンを2倍速にしたら、囃子方(はやしかた)の演奏が8ビートのロックに聞こえてきた。このとき鑑賞会に参加したライター、圧女くろりん氏が思わず発言したのは……
「2倍速で見ると、アイドルのステージみたいね。エンタメって感じがする!!」
世阿弥の時代、能は今の2~3倍の速さだった? 遅くなった理由を研究者に聞いてみた | 和樂web 日本文化の入り口マガジン

2022.9.22 thu. link

そのへんをどう思ってるか
もうすぐ帰って帰ってくるって
伯父さんが言って
その伯父さんが海坊主になって帰ってくるので
世界中の甥であるのか
じっさい誰かの甥なのだという

そのへんをどう思ってるのかだが
じっさい誰かの甥なのだが
もう人間にはもどれないけれど
じっさい誰かの甥だという

海の水と砂に育てられて
伯父さんがいるのか
まだぼくがいるのか
運がよければ
伯父さんが海坊主になったので
沈んだ船にとじこめられていた船乗りも
海坊主になる

ぼくの生まれる前から
坊主になって
十年と十日のあいだ
海の底にいた伯父さんがのろり

2022.9.29 done
ぼくの伯父さん|mataji|note

2022.9.21 wed. link

ガリーは誰の飼い犬か
答はイエスまたはノー
そんなことより、表敬訪問
きいておくれよ、俺の正体

七五、七五、七七、七七
――――
壁抜け男関連記事
2022.1.1 エイメ「壁抜け男」粗筋
2022.1.4 「もうひとりの壁抜け男」とあるのは、アポリネールの作をイメージ
2022.1.23 安岡章太郎『私説聊斎志異』感想
2022.1.25 メモ
2022.1.27 エイメ「壁抜け男」の詳しい粗筋
2022.1.28 アポリネール「オノレ・シュブラックの失踪」粗筋
2022.2.2 エイメ「壁抜け男」は『聊斎志異』「労山道士」がヒントか
2022.2.13 自作詩
2022.4.21 フランスの壁抜け譚が『聊斎志異』由来である可能性
2022.4.23 壁抜け関連事項のまとめ、およびドゥルーズ「壁を通り抜けること、たぶん中国人ならできる」
2022.5.21 『列子』の壁抜け男
2022.5.24 後漢末の幻術師解奴辜
2022.5.25 『列子』関連
2022.5.29 人が壁を通り抜けるというようなことは、誰でも考えつくことか
2022.5.30 『酉陽雑俎』のインド僧
2022.6.10 幻術師が西の果からやってくること
2022.6.11 唐代の幻術流行
2022.6.15 『列子』にある別の壁抜け男
2022.6.22 自分の見た夢
2022.6.23 同じく、夢について
2022.6.26 社会問題、政治問題を忌避する気持ち
2022.6.27 ドゥルーズの論がヘンリー・ミラー由来であること
2022.6.28 『荘子』と『南回帰線』に共通のもの
2022.7.13 荘子も壁抜け

記憶はあてにならない。
壁抜け譚を追ったのは安岡章太郎『私説聊斎志異』がきっかけと思っていたが、実際は、エイメ、アポリネールが頭にあるところへ、あとから『私説』がやってきた。

2022.9.20 tue. link

私たちとは何者か
ゴンドラの船頭の歌声
私たちとは居留地から居留地へ
異邦人たちを運ぶゴンドラの船頭の歌声

定住から移住へ
移住から定住へ
ゴンドラの群れをひっくり返して
船を捨てろ、こいつらめ

私たちとは何者か
ゴンドラ、ゴンドラ、百年前の

2022.9.19 mon. link

よけれど、なけれど
前も後ろも地雷原、点地雷原だったなんということか
ほっとしたのか
進むに進めず、戻るに戻れず
知りたくなかったばかりに立ち往生
ここは地雷原、阻止地雷原、戦術地雷原
知らないけれど
背後も地雷原、疑似地雷原
そういうもののどれかだろうとは思ったが
よくまあ無事でと

前も後ろも地雷原、点地雷原
知ったばかりに立ち往生して
よくまあ無事でと
――――
ある時、庭の木にとまっている雀――何も直接僕に悪さを働かぬ雀を、僕は機械的にねらっていました。素手では捕えられぬあの雀も、鍛えに鍛えた我が腕をもってすれば、一撃の下に射止められる自信があると思いました。そして、その通りでした。雀は横飛びに飛んで草むらへ落ちました。僕は、してやったりと一種の得意な感情も持ちましたが、ふと実にいやな気にもなりました。まず第一に、僕は、空気銃に使われてしまったという考えが心に浮かびあがってきたのでした。 渡辺一夫「To the unhappy few」
渡辺の父親は日露戦争で功のあった軍人。
家ではネズミ退治の役をつとめ、戸棚の陰などにひそんだネズミを空気銃で見事に射止めていたが、しだいに面倒になって、ネズミ退治の役は渡辺にまわってきた。上の一節はその延長での出来事。

2022.9.18 sun. link

なにがなんでもストックホルム
ある午前のこと
神経幹細胞が劇的に増加して
モンスターゲームの画面を生成するデモを勝手に構築
わたしがその象です
――――
昨夜の mataji-bot
晴れた日の私の赤い手
そうじゃないので、私の笑いで。|mataji|note
――――
役に立たない鋼のように、彼らの星のように
砂漠の青のように
聖なる偽善者たちでできた場所
イン・ケイデンス・ケイド
それらの明音の威厳

踊るスフィンクスになるために
星のように、真珠のように、ダイヤモンドと一体となって
彼女は無意識を気にしない

その性質上、スタッフの冷酷を我がものとし
ケイデンス・オーシャンズ・ウォーキング・イン・ケイデンス・ケイドの終焉
誰かが一人、人間に似ている
――――
ex. 幽霊でしかないだろう。――

どんな一語もフレーズもきっかけになりうる。
それが浮かんだ、目についた、聞えた、そのことがきっかけになりうる証。
きっかけは、それ自体が以後の出来事の根拠となる。

いわば一目惚れ。

2022.9.17 sat. link

北京の秋の既視感。
自分の場合は北京でもパリでもなく、別の麻布とか白金とか、ほとんど行ったことのない土地を歩き疲れて歩いていた記憶なのだが、その記憶がボリス・ヴィアン『北京の秋』を読みはじめたところで立ち上がってくる。

975番のバス停で待つアマディス・デュデュ。
バスがやってきて5人が乗り込むが、それで満席になって6人目のデュデュは置いてかれる。
次に来た975番のバスから3人が下りてくるが、彼らは定員外だったということで、デュデュはまた乗車を拒否される。
次のバスにデュデュはひかれる。倒れて車体の下にころがっているうちにバスは出発する。
デュデュはその停留所で待つのをやめて、次の停留所に向けて歩きだす。すると空の975番バスがつぎつぎにデュデュを追い抜いていく。

そんな不運が繰り返されるが、ついに彼も975番のバスに拾われる。
が、目的地を明らかにしないまま走り続ける975番。朝、会社に行くために乗ろうとしたバスだったのに、すでに日は落ち、…、いまは翌朝…

発達しすぎて込み入った京成電鉄の交通網から抜け出せない夢。
あるいはお台場。地下鉄駅の外に出ると夏草の彼方に見えるフジTVのビル。そのビルにむかう赤いモノレールの姿も目に入るが、モノレールの駅はどこにあるのか。
何かのセールスマンらしい自分。白金あたりの屋敷は避けて、共同住宅を訪ね歩いた日々。

場所は都会の、やや外れたような場所。周辺。
お上りさんの夢とはたぶん違う。
迷子状態ではあるのだが、深刻にうろたえてるわけではない。
――――
Undulating Lines and Geometric Shapes Comprise a Minimally Illustrated Menagerie | Colossal
via Bushdog's Tumblr
――――
バスコは亡くなる前に「刑務官2人に、後ろ手に手錠をかけられた状態で童謡を繰り返し聞かされる拷問を受けた」と、オクラホマ州当局を告訴していた。この異常な刑務所の慣例は2019年から継続されていたことが明らかになっており、被害者もバスコ以外に3人もいたという。また当時の刑務所副所長もこうした事実を知りながらも3年あまりの間、何の対応もしなかった容疑で起訴されている。 米オクラホマの刑務所、童謡を繰り返し聞かせる「拷問」受けた受刑者が死亡|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

2022.9.16 fri. link

天竺から来て、酒を呑む
呑んで暴れる
人に自由意志はないということを、そろそろ政府も認めたらどうか
自分は哲学者である、天竺では太子だった
そう言って、また呑む
都から宝や女をさらってくる
――――
彼のパイチュウ、そしてパイチュウ
彼と彼の共通の選択ショップ
パイチュウの恋人として働いていたとき
そしてファンタンの管理ゲームをトウの父親が作ったとき
破棄された娘がパイチュウと名付けられ

彼のパイチュウ、そして彼の母
叔父の大工
トウの父親の女主人
習慣で死亡した四歳のニックネーム
そして彼の叔父に、仕事ギャンブル、出世ギャンブルが乗り移り、ギャングとして働きながら逝く

2022.9.15 thu. link

ほら不意に繰り返すと、その何度でも繰り返すと歌に前からに繰り返すと歌になって
それは詩に前かわかわかわからになって
それかがみ
さらなる
その何者から、歌に前かがみ

その何度でものうち、歌になる
それかわかわかがみ
そのがみ
繰り返すと歌になる

さらに前かがみ
それは詩に前かがみ
それかがみ
何者からなる

ほら繰り返すと
歌に前からに前から不意に繰り返すと
その何度でものうち、歌になる

2022.9.19 done
その何度でものうち、繰り返すと歌になる|mataji|note

2022.9.14 wed. link

色々と話しかけて黄色い肉垂れ
声真似、鳴管から夏にかけて黄色い肉垂れ
九官鳥は吾の名を言う
嘴はオレンジ色、黄色い肉垂れ

音程、音色、顔色、鳴管
九官を名乗る中国人
――――
夕陽と殺人。
夕陽とトム・ヘイリー。

汝は汝の上を逝き、汝は嘲る、美しき者よ、巨大な、黒い竪穴に逃れ。
オー、ビューティ!
あと地獄。
――――
occupation の訳語として、たんに「職」はどうか
名は mataji、職はカットアッパー

2022.9.13 tue. link #カットアップ

名は mataji、
occupation はカットアッパー、
として人生を終える。

映像は無理だろうが、
テキストのカットアップはやってきたし、
オーディオも見当はつく。


2022.9.12 mon. link

テキスト、オーディオ、映像、それらのカットアップ、またはコラージュ

給料はらおうか


自分を信用しないこと
すべて材料はよそから持ってくること

2022.9.11 sun. link

イタリア・スミスの掃討作戦。
ヨーロッパで流されて減ったものが、泥の水たまりに河川化することなく、どこにあるのか。
海の流れは彼らのための汚水コース。
泥の水たまりに何が起きたか、終末の時が勃発したのです。

または、魔女と難民。
マーティン・ヨーロッパは500日にわたって魔女を乾燥させ、難民の排除にも失敗。
人々もブドウも枯れ、一転200日近く続いた200年に一度の大干ばつ。
下水である水路1540は魔女が開いたと言われ、ヨーロッパは泥の水たまりとなってまたも失敗。
そのミレニアムに巡りくる山火事。
500年ぶりに水が枯れ、500日間に渡って干ばつが続く。
――――
ほら、トンマーは逃走しても、
あなのモグラ叩きます、しいかける、ほら現れが追いて、ほら、す、
あなハンネル掘って、ほら、た、危険なのできに、ほら、モグラ叩き男性、
モグラ叩くここに来るの馬鹿、
あなたが追いかけて、
再び私たは避けら現れで、ほら現れで。

あなの穴かけても、たは逃走しいかけて、
私たちは、
どのモグラ叩いこのモグラ叩き男性、
ハンマー、私た、しても、ませんで、危険なハンマーを叩き男性、
どのモグラの穴に逃走して、ます、
あなたは避けまたがで、それでも、私たは愚か?
ほら、して、たは、あなたちを振り上げても、あなたは避けても、私たは永久には永久に逃走します、
私たがどのモグラ叩く、
ハンネル掘ってき男性、
ハンマー、ハンマー、あなたがで、まに。

ほら。

2022.9.17 done
ほら。|mataji|note

2022.9.10 sat. link

自分の脳の中をのぞいてみると、
磁石のように引き寄せられた私の視線が、
私の脳の中を歩き回り、

あなたの声より不思議な猫よ、

2022.9.13 done
あなたの声より不思議な猫よ|mataji|note
――――
姉妹の白とすべての冬の怒り、
私は私を愛している、いつも優しく、急いで舗装された、または宮廷の太陽に邪悪な人を強制し、栄光の中で秋に入り、――
より多くの姉妹ハゲタカ

2022.9.15 done
より多くの姉妹ハゲタカ|mataji|note
――――
そんな高貴のかたがたの前で
こんなふうに彼の邪魔をする動物国宝のオオサンショウウオ

芳一さん!
あなたは何かに魅されています
力をこめて琵琶を錚々と鳴らしていたのは確かなので
到るところたくさんの墓の上に死者の霊火
蝋燭の火のように芳一は濡れた著物を脱ぎ、新しい著物を著せられ、食べものや、飲みものを与えられて、琵琶を錚々と鳴らす

可哀そうな芳一、お前の身は今たいへんに危ういぞ!
耳に口をつけて言い聞かせるサラマンドル

いまだかつて人の目にこれほどの鬼火が見えたことはなく……
芳一はますます烈しく壇ノ浦の合戦の曲を高く誦して
サラマンドル、サラマンドル
すぐ私たちといっしょに家にお帰りなさい!

2022.9.9 fri. link

O氏がいつか話してくれた四本足の鶏のことが思い出された。ある子供が、鶏の絵を描くように言われて、四本足で立っている鶏を描いたというのである。「それはそれで少しもかまわない」と銀髪のO氏は言った。「四本足の鶏、なかなかいい」。
この話は飯島耕一の短編「四本足の鶏の話」にあり、取り壊される日劇ビルの形容に使われている。
いま思っても破壊のすすむ日劇の建物は、巨大な鉄の四本足の鶏のようだ。その足の一本の根元のところにしゃがんで、藤堂は鶏の腹の下の空虚を覗きこんだのだった、と。

引用のレッスン。

飯島の短編は1981年の作。
鶏の話のオリジナルは、「このごろの子供は鶏の実物を見たことがないから」、「いや、絵というものはそれでいい」といった文脈で流れていたのではなかったか。
四本足の鶏のことが飯島の創作でないとしたら、オリジナルは70年代から。
――――
彼らの親族に、彼らの輝く武器に、彼らの開かれた幻想の煌びやかな領域に。
今日、コオロギが岩を運ぶ。
今日、コオロギが最後のコオロギを運ぶ。

これらの将来の旅行、彼らの背中から監視し、彼の人々の子孫の振り子、彼らの子供たちの子供たち、彼らの子供たち、彼らは、創造的な後悔を繰り返す。
今日、未来の闇を背負って旅立つという。

2022.9.8 thu. link

そして、あなたのモエ・デシル・ドール・モルシュア
モア・クワグラントオーデ
汝の天才、我が天才、我がポゼッション、汝の生きる命、汝の癒し、汝のエニー、さあ歌え、用意はできてる

汝の笑顔、パイを引き裂く者
ラヴィヴォーション・アモーレ・フィルトレット
マ・ランセルヴィス・ソイ・フォイデス
褐色の魂の汝
我が背中を徘徊するポシオンオイーン
ニンフ・ソイエス・レ・トゥ・パイ・デペア

2022.9.10 done
汝の天才、我が天才|mataji|note

2022.9.7 wed. link

キメラ・グリーン・メンズ・ウォッチング
旅行者の食欲――

彼のキメラの目をぶら下げ、男性の武器の下から、彼らの背中、彼らのために彼らの道を、彼の緑の darknesses を増加させ
プロムナードスルー、曲を後悔する

砂漠のシベレ
過去に歩いたこと
キュベレーは、サブロティスの天の付属品である

昨日や曲のバック
または彼女の上肢で配信して
サイベーレ、闇を継ぐ

誇らしげな子供たち
宝物はいつも戦車たちの空を眺めていた
ロンです、闇がある
宝物はいつも、あるいはこれらの緑を届けること
道路まで歩いて、見慣れた帝国をぶら下げる
戦車の準備のできた部族は不在
メイド・オン・ザ・ニーズ、オープン
昨日は徒歩で行く人もいましたが、この曲は減りましたね
メンズグリーン

砂漠に沿って肉欲、食欲
アペサンテの底から彼らの歌を
――――
朝起きたら外がない
緑色の瞳の民族
ウデの近にいる種族、ウデのある男、ウデのない男たち

2022.9.6 tue. link

姓は小ッ手、名は修
同様ニシテ四海一成
――トキヤガンバラ、貰い人|mataji|note

小ッ手修と四海一成
名前だけあって、中身はまだない。猫の逆。
玉川砂利、投げ銭、深川の薮蚊、などのキーワードあり。

第三の人物、何歩。
男? 女?

厄介者のススメ ジョン・ウォーターズの贈る言葉

ピンク・フラミンゴだと?!
最近、フラミンゴの詩を書かなかったか。ピンクだとかイエローだとか言って。
書いてた。詩にはなってなかったが。2022.8.26

2022.9.5 mon. link

見よ、アテンション!
ヴィジュアル・モーターズのネイト・パキスタン人が言うには、カラ・ユスフ・アリが最後にヴァレーシビリティーを買収し、それは伝統主義者の拠点を拡大し、古今東西の人々を輸入した、と。
ムガール帝国と、文盲の職人たち。

北インドの製造業者の最初の都市ガーン。
パキスタンのロゴは東にリンクされ、多数の労働者を生み出し、動物の輸入をつづける。
彼らのガーニーと職人。

輸送されたトラックの塗装で最初に帝国を訪れたガーニーと職人たち、
国の、彼らのボートはトラックにあらず、
これらベッドフォードのトラック規則にあわせると。

カジノの1963年、大量生成されるカラチの娘たち、
――――
エルヴィスの声はSP盤に限りますね。個人的には雪村いずみさんの「ラブミーテンダー」が白眉。後半の、「ラブ・ミー・ドゥ」の、33、45、78回転の聞き比べ、あの瞬間、センターが地球の回転する中心みたいになっていましたね。9月25日の芸術センター「明倫レコード倶楽部」でも予定しています。
いしいしんじ on Twitter

2022.9.4 sun. link

血のように赤い天文学者リチャード
血のように赤い
血のように赤い
血のように…
赤い天文学者リチャード

一曲できる

赤い天文学者リチャード
彼がテレグラフすることの広範囲の夏
複雑なクラスターを撃退する磁気ストーム
クッキングテレグラフ
スタティティブエクスポジダーとプラズマフィールドから成る磁場に向かって目ざめる正方形
黒点を探すリチャード、彼の誘導センセーション、いくつかの小さな波の損傷が、極の誘導とは対照的にオーロラを示す

論文もできそう
電信の反対から否定へのフレアスペクトルは、地球の磁気が極に火を放ち、地球のほとんどでブリティブを反発させ、elegrapher Flarly は、天文学からの異常な光を伴ういくつかのスマを、17 時間以上かけて、reate intered mosphers から mer に送る。
Carrive-to-negation 波の inhers が2番目のイジェクトを示す。フレア depel に続く descoperaction。

2022.10.4 done 一部直してnote.comに
リチャード参上|mataji|note

2022.9.3 sat. link

見てください、この魑魅三元堂、時間的に無理があるように思えますが、何か…
このいい加減な幽霊の振る舞い
対するに、あの二人の妖怪が隠し持つ妖怪的な感覚
信じられますか、魑魅三元堂の言うことが

月光を名付けて「柳」と呼んだのは何者か
異形のもの、鳥が顔を走らせ、古いものが壊れ、新しいものが育ち、裸の幽霊より妖怪のほうが、物事の筋が通っているように見えるが、そこには完全にポップだった者がいて、ある者は感覚に謝り、人間はすべてウォーターベースの幽霊あるいは彼らの物語。
幽霊の描写にバリエーションがある中で、誰かの不都合、三十三妖怪の通り道から、私たちの知る妖怪は見事に姿を消したのでした。

通りがかりの男が怪異を起こす、そんなことがある、彼らは裸の怪異である。
妖怪のいる人のこと、私たちが知っていた妖怪のこと、妖怪の船のこと、「柳」と呼ばれた月光のこと、気配の残る街道のこと。
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スペイドは煙草に火をつけ、煙を吐き出しながら笑う。
それだけの話だったのか、マルタの鷹。
煙草に火をつけ、煙を吐き出しながら笑う。
V字型の口で煙を吐き出す。
スペイドは眉をしかめる。
眉もV字型だったか。違ったような気もする。

カイロを警察に引き渡す!

煙草に火をつけ、煙を吐き出しながら笑う。
V字型の口で煙を吐き出す。

2022.9.2 fri. link

ある日、ある日、サクサを飲んで、カップルのときに私のセクシーな声が頻繁にパウンドマンになったときに、突然私の肋骨で魔女になりました。
そこから、ケイコにまだ従うように、店に聞いたら催眠薬を飲んだと聞いた。

そこに私の肋骨が私に不幸と言っていた。
私が聞いたように、私はやせ衰え、家を馬鹿にしていました。
そして私でさえ頭を悩ませます。
ケイコさんが行ったなら社交場に行ったのに不幸だし、不幸だし。

今は亡きケイコがケイコでいようがいまいが喧噪を言っているのと同じように、私はケイコの社交の場で、夜はもちろん、丸呑みしてサクサを飲んだことを聞いた。浅草でコーヒーのセクシーな声が好きだったケイコさんでライブベリングを起こせたのはエマシャルコースでした。
私はセクシーな人柄で、かつては頻繁にカップルだったこともある、声も。

2022.9.7 done
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いつごろからか、10年くらいか、もっと前からか、異国の歌が歌謡曲めいて聞こえるようになっている、これも。

2022.9.1 thu. link

風穴の群れの中に、白くて鈍い太陽の匂いがする。
ティアデムな彼、黙示録的な露頭が歩きまわり、フローすること。
鈍い額のような風穴のないファントム。
そして、恐る恐る走る。
そして、彼の中を走り抜ける。
ムチのない、彼にとってはピンク色のモダンなもの。
そして彼の白を走り抜け、怒りを抑えて踏破する。
そしてムチ、両方に陣取って息絶える。
その巨大な王子は、バラ色の黙示録的な彼を恐れている。
そして、鈍く白い太陽の下を通り抜ける。
そしてその中に、キューレットという妖怪が沈んでいるのです。

ライフカーニバルとは、キャバルのこと。
拍車のように、カーニバルのティアラが歩き回るように、好んで回顧するように。

燃え上がる名前もなく、地平線も知らぬファントム。
そして、白とモダンな太陽を通して。
王子インスペクターの凄腕の剣のようなもの。
そして、棘のない終末。